
って
どうするねん!
街中どこを見てもつっこみたくなるような、おかしな日本語やバッタもんが多く蔓延している台北の街ですが、これも台湾の方々からの親日表現と受け取っております。
地元の方に聞くと、やはり日本製のクオリティはどの分野に対しても高く、ハイブランドとして認識されているようです。
最近ではそれを利用して、とりあえず看板や商品ラベルに「日式(=日本風)」と印字しブランド感を付けて販売していたり、日本から輸入した商品の中身を入れ替えて、見た目だけ日本商品に見せかけて売られているものもあるとか。
ただ、日本の物は良いと台湾人の方々に思ってもらっているのは100年以上前からの話です。
日本統治時代にダムや温泉、新幹線や先日取材した台湾大学を始め多くの学校が、
戦前の日本人と現地台湾人で共に造られたものであり、未だに機能しています。
ただ単純に日本商品のクオリティの水準だけでは語れない、
深い関係が今でも残っている証と僕は信じてます。
初めからイキって話してますザニーですが何か?(@_@)
現在台湾は台風シーズンを迎えており、毎朝TVで台風情報配信してます。
最近引っ越しをしたばかりなので駅までの道を早く覚えたいのですが、
看板とかが飛んできたりしたら怖いので、家にこもり次のロケ地を探してました。
そして今回ですね、ネットで台湾の歴史関連を調べていたのですが、
気になったスポットがあったので、台風にびびりながらも行ってきました!
こちらがその建物の外装です。
こちらは紫藤廬(ツートンルー)です。
こちらは大正末期に建てられた日本家屋を改装した老舗茶芸館で、
まさに日本統治時代を物語る代名詞です!!!
こちらは台湾大学最寄の公館駅を出て賑やかな大通りの傍らにひっそりと佇む茶藝館です。
特に目を惹く看板もないので集中してないと通り過ぎます。
現在は茶藝館ですが、80年代以前は台湾大学の学生を始め、多くの知識人が集まり討論会や民主運動の拠点として利用されていた史跡として登録されている建物で、庭の藤の木は台北市が保護しているとか。
庭には鯉がいました。
今の季節は暑いのでお客さんは店内にいました。
店内に入ると、
おみあげが売ってますね。
どうやら世界中の人がこの歴史ある場所を訪れるそうです。
インテリアがいちいちおしゃれです。
奥は展示室になっており、
ここに纏わるものが色々ありました。
そして以外に驚いたんですが、
この店広いんです。
昔の日本民家っていうので、
だいたい多くて20席くらいと思ってましたが、
1階が約60席、2階が30席程と下手なライブハウスよりキャパがある事が判明(@_@;)
こちらもいちいちおしゃれ。
日本情緒を残しつつ、モダンなテイストが合わさっています。
さて、通された席へ座る。
うん、なんだこの畳とござの奇跡のコラボは。
遠く離れた祖国を彷彿させるではないか。
この安心感と懐かしさに言葉が出ません…。
うっ。
ううっ…。
おい!しっかりしろ、俺!
菜單(メニュー)をもらいました。
お茶の種類は豊富で台湾茶の他に中国茶もありました。
日本茶はなかったです。
お菓子ですね。
お菓子とは別にランチメニューもあったのですが、どれも2、3千円以上したので頼みませんでした。
緑茶好きな僕にお勧めを聞くと、「青山碧映」という台湾茶を勧められました。
350元=約1190円 と少し割高。(※だいたいどれも300元超)
わくわく♪
⊂二二二( ^ω^)二⊃
おっ!きた!
まず店員さんが聞いてきました。
台湾式の淹れ方わかる?
わからない。
ここは先生が一から方を淹ぎ教えてくれます。
まずは白湯をます淹ぎます。
そして双方の湯呑に白湯を淹ぎ表面を温めます。
10秒ほど時間を置いたら器に流します。
次に茶葉を入れ、6分目まで淹ぎます。
中国語はよくわかりませんが、堂々と相槌を打って湯呑にお茶を注ぎます。
飲む前に香りを楽しんでから…
いただきます。
飲み終わった後、湯呑の香りが変わります。
1束の茶葉で3~4杯は楽しめるとの事。
余った分は持ち替わりもできます。
一度の注文でだいたい3~4束出てきたので残りは持ち帰りました。
ふぅ、なんて至福の一時なのだ。
畳と座布団と、僕の尻。このフィット感を長い間忘れていた気がする。
向こう側の席のお客さんは欧米の方だな。
この情緒溢れる癒しの空間は世界も認めるでしょうね。
ガヤガヤ
ん?(@_@)
ガヤガヤ
おぉ、隣で近所の奥様方が井戸端会議を始めたではないですか!
「ねぇ!3丁目の奥さんの長男、受験スベったって聞いた~?。」
「えっ、そうなの~あの子進学校だったじゃない?」
「何か途中で自由になりたいとか言って勉強そっちのけでギターにハマったらしいわよ。」
「あらやだ。ザニーみたい。」
と言っているかは不明ですが、台湾のおばちゃんうるさい…。
とにかく、うるさい。
まぁ、でも十分紫藤廬を堪能できたので満足です。
生花は定期的に手入れされてますし、家具やインテリア、窓からの景色、
流れる音楽など全てにさり気ない心配りを感じましたし、
そのような空間でたしなむ御茶は心が静まり、優雅に感じます。
こちら台北駅からも地下鉄で15分程に所にあるので、
観光の際、訪れてみてはどうでしょうか?
---------------------------------
紫藤廬
台北市新生南路三段16巷1號
02-2363-7375
10:00-23:00(旧正月以外無休)
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そして何故かわたしも井戸端会議のメンバーとなり、
夜は更けていったのである。
お読み頂き有難う御座いました($・・)/~
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