台湾名所平渓線で十分へ天燈を上げに行こう

ニーハオ！ザニーです！($・・)/~~~

そういえば前からずっと思ってたんですけど、
台湾(台北)旅行って九份にしろ、淡水にしろ、(烏來や猫空も)台北中心部から20、30km離れているのでかなり不便ですよね。
ツアーの場合ならバスに揺られれば到着しますが、
個人旅行の場合は、計画なしにタクシーを乱用すると高く付くので(それもクレカがほとんど使えない)、ローカル電車の乗り継ぎ手段や各名所の位置感覚も把握しなければなりません。
意外に旅行偏差値が高いですよね(＠_＠;)
いずれにしても朝早起きして遠出するというアグレッシブなイメージがあります。

まぁ私みたいな海外在住の人間にとっては家族や友達が遊びに来てくれた時、その遠出をエスコートするのが幸せな時間ではありますが。

で、先日台湾駐在員の方々と実際に誰かが遊びに来た時、台北のどこを案内するの？
と、そんな話になり、やはり皆様口を揃えて王道は九份と言われますね。

過去に九份の記事を書きましたのでご覧下さい。
台湾九份『千と千尋の神隠し』モデル・舞台

そんな王道九份の存在があるのですが、皆様言われるのが、

九份も良いけど、近くにある十分(シーフン)も捨てがたいです、と。

10分？(＠_＠)

更に言うと、十分(シーフン)は九份とは異なった独特な情緒を感じることができ、
お客さんを連れて行って外したことがないと話す観光名所。
九份と隣接しているので、実際にツアーで九份、十分がセットで組まれていることが多いとのこと。
日本人にとっては千と千尋の神隠しの舞台として九份の方が有名ですが、韓国人にとっては十分目的でついでに九份に寄る人が大半だそうです。

参考：台湾台北エリア以外の魅力的な観光地

今回はそんな九份の影に隠しておくにはもったいない！

行けば必ず外さない名所！

十分(シーフン)を御紹介します($・・)/~~~

まず十分ですが、
台北から40km離れた台湾北部の新北市平溪區にあります。
ツアーで行かれない方は以下3パターンの行き方をご参照下さい。
※本日レート 3.78円=1元

①電車
料金　　：70元(265円)
乗り場　：台北駅
所有時間：約90分

パターン１：台北駅から宜蘭･花蓮･台東方面行きに乗り、瑞芳駅で平渓線･菁桐行きに乗り換えます。
パターン２：基隆行き普通列車(區間車)に乗り、八堵駅で平渓線･菁桐行きに乗り換えます。

②タクシー
料金　　：1200元前後(4,500円)
乗り場　：台北市内
所有時間：約60分

予算に余裕があるようでしたらタクシーが早くて便利です。

③バス⇒電車
料金　　：120元(420円)
乗り場　：MRT木柵駅平渓線駅行
所有時間：約60分

平渓駅までバスで行き、瑞芳駅方面行きに乗り十分へ行きます。
この方法で行かれた方は聞いたことがありません。

今回私は最もベーシックな①のパターン１で十分まで向かいました。

台北駅から台湾国鉄に乗って出発します。
台北駅の地下に降りて台湾国鉄「TRA」と書いた看板の方に向かって下さい。

ここでは十分駅まで切符が買えなかったので、乗り換えの瑞芳駅(50元)まで切符を買いました。

改札をくぐったら４番ホームへ向かってください。

宜蘭･花蓮･台東方面行きに乗り、瑞芳駅で降りてください。
台北駅から瑞芳駅まではおよそ60分くらいです。

瑞芳駅に着いたら、平渓線･菁桐行きに乗り換えて30分程で十分駅に到着します。
※瑞芳駅から九份まではタクシーで180元(675円)で15分程です。

参考：台湾に残る日本統治時代の歴史的文化財巡り

さて、スポーティーなメガネがとてもシュールです。これも旅の醍醐味。

この車内で瑞芳駅⇒十分駅までの切符を購入しました。(20元=75円)

んで、90分の遠出の末、

十分駅に着きました。

かなりノスタルジックな佇まいをしてます。

気がつけば結構山奥まで来ております。

電車は一時間に一本で、通過しない時間帯は自由に線路を歩くことができます。

こんな写真なかなか日本では撮れないですよね。

さらに歩くと

線路沿いにずらりとお店が並んでます。
かなり異国情緒を感じます。

参考：台湾台北エリア以外の魅力的な観光地

お！何かやってます(*_*)

風船を持って、記念撮影？
何やら風船の側面には文字が書いてある。
見渡せば、英語、中国語、韓国語…
見渡す限り日本人はいなかったですね。
やっぱほとんどの日本人は九份で留まるんでしょうね。

おぉ飛ばしちゃうの？

おぉぉぉ

と、ぼーっと見上げていたら、おばちゃんに渡されました。
君も風船を上げてみないかと。

色別で運気の種類が異なり、風船をカラフルにすればするほど値段が高くなります。

一色風船：150元(370円)
四色風船：200元(740円)
八色風船：350元(1,300円)

で、このさっきから風船と呼んでいるものですが、天燈（ランタン）上げという台湾伝統行事で、願いごとを側面に書いて気球のように空へ飛ばすと御利益があるという運気アップのアクティビティです。
ちなみに中国語で書きたい方の為に例文も用意してくれるそうです。

さて、せっかくなので何か書こう！と思い…

参考：中国語会話ネイティブ台湾人の使う繁体字言葉20句

うーん(＠_＠;)

家に虫が出ませんように…

右側運転が慣れますように…

ハゲませんように…

…。

家のテレビの電波が良くなりますように…

円安が収まりますように…

ハゲませんように…

ダメだ！(*_*;

私欲しかでてこない！しかも小さい。

よし！

じゃあここは(+_+)

と、良い人アピール。

はい

で、線路沿いに一本の橋があることに気付きました。

橋は結構高くて揺れます。

橋を渡った先には何もありませんが、振り返ると向こう側の賑やかな雰囲気が見渡せます。

みんなが上げた天燈が星のようですね！

このまま天燈が空の彼方まで飛んで行くと見せかけ、観光客の死角で次々と墜落してる情景は見なかったことにします。

参考：台北旅行おすすめの台湾料理レストラン七軒

ピー！ピー！ピー！

おぉ！線路沿いの戻ると係員の笛で観光客がたちまちに線路上から脇に避難しました！

どうやら電車が来たようです。

おぉ！そのスレスレ感テレビで見たことあるような！

で、ここで残念なお知らせなのですが、十分付近には十分瀑布という通称台湾のナイアガラと呼ばれる滝があり、十分に行かれた方はほとんどそこを訪れるのですが、2014年8月から政府所有となり、点検と修繕ため2014年中は滝見学を閉鎖しているとの事です。
※2015年から再び見学可能になりました。

うーん、確かに十分は情緒があり素敵な場所ですが、正直時間をかけて来た分、十分だけだと物足りないです。
一日使える場所ではありません。だいたいエリア全体300mほどなのですぐ回れます。
この日私は十分駅からの帰りの電車も一時間以上に一本なのでかなり待たされることもあり、タクシーで九份に立ち寄り、瑞芳駅から電車で台北に帰りました。

ちなみに、ここ十分⇔九份をタクシーで移動すると、30分600元(2,250円)で行けます。

九份からの帰りはコチラに書いてあります。

ではでは、良い台湾旅行になりますように！
参考：台北旅行おすすめの台湾料理レストラン七軒
　　　台湾土産！日本人ウケ必至な10品をご紹介！

再見($・・)/~~~
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