
- 2017.06.11(Sun)
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HOME > 2017年6月の記事一覧 > 台湾台南 泥温泉で話題の関子嶺統茂温泉会館
ニーハオ!ザニーです($・・)/~~
台湾は九州と同じくらいの面積で決して大きい国ではありませんが、大きな国じゃないからこそ本気を出せば全部のスポットを廻れる気がするんですよ。そう思いながらこれまで台湾各地を巡り、10年が絶ちましたけど、まだまだ行けてない場所がたくさんあります。
そんなこんなで、ひとつでも多く台湾の魅力に触れて死んでいきたいなと思ってるザニーですが、今回は前からずっと行きたかった場所に行ってきたので報告します。
今回紹介するのは嘉義県と台南県の間に位置するあるスポットです。
嘉義県は映画KANOの舞台となった嘉義農林高校のあった地域です。まぁ田舎町なので、台北から台南や高雄に行く人の通り道なだけで、なかなか立ち寄ることは少ない場所なのですが、少し山を登るとそこには魅力的な温泉街があるのです。それもただの温泉でないところがポイントです。
ここ関子嶺温泉は日本統治時代の1898年に日本軍によって発見されたものになります。
関子嶺温泉は温泉といってもただの温泉ではありません。この関子嶺温泉街のは世界でも珍しい泥の温泉なのです。今回はネットでの評判が高かった関子嶺統茂温泉会館という旅館に泊まることにしました。
関子嶺統茂温泉会館のロビーはこんな感じです。綺麗で落ち着いた内観。日頃の疲れを癒すには、人里離れた異国でリフレッシュするのも悪くありません。
館内にはプールも完備。屋外なので入れる季節は限られていると思います。
残念ながら部屋の写真を撮るのを忘れましたが、室内は普通にベットがならんでいるだけで特に個性的なものではありませんでした。
昭和の銭湯のような脱衣場。なぜか懐かしい気分になります。ロッカーに鍵は付いてませんが、スタッフが巡回しているため安全とのこと。
浴槽は2箇所あり、ひとつは水着を着て入る男女混浴風呂。もうひとつは裸で入る風呂です。
まずは水着に着替えて混浴風呂へ。混浴風呂は屋外にあり、私が行った5月は少し肌寒く足早に移動しました。脱衣場から混浴風呂まで少し歩くので、秋や冬に行くと寒くて辛いかもしれません。
水温は42度と少し高め。本当に真っ黒な温泉です。もちろん足元など見えず、あったかい泥水につかっているようで新感覚です。そして浴槽の近くには身体に塗る用の泥が桶に入っていました。この泥は美肌効果があって、身体全身に塗って写真を撮るのが流行っているようです。
塗る用の泥は生暖かく、身体に塗ると少し冷たいです。そして泥の匂いがプンプンするので、若干「俺、いま何してんだろう」と思いながら塗っていました。写真の通り、泥も濃度も高く塗り終わったらホラー映画のお化けみたいになります。実際これを洗い流した後、肌の調子は最高でしたけどね。ここで採れる泥の石鹸やボディーソープなども旅館のフロントで購入できます。
とはいえ、日本人なので水着を着ながらの温泉では満足できません。足早に混浴風呂をあとにして、全裸用のお風呂へ。
こちらは室内でした。温度は同じく42度。水深も深くジェットバスにもなっていたのでとても気持ちよかったですね。サウナも2種類あって、ついつい長居してしまいました。
旅館の楽しみであるモーニング。期待を膨らませて食堂へ行ったものの、バイキング形式で並べられた食事は何一つおいしそうなものがなく、実際に食べたものは全てまずかったですね(笑)
そのあと関子嶺統茂温泉会館の中を探索。
ビリアード場やリラクゼーションスペース、子どもの遊び場など一通りありました。なんか全体的にB級な感じがしましたけど、でも肝心なお風呂は気持ちよかったですね!
ここ関子嶺統茂温泉会館への行き方ですが、新幹線「嘉義」駅からタクシーで約50分(1,000元〜1,200元)のパターンか、台鉄の嘉義駅から関子嶺行きのバスに乗って約50分(93元)といったところです。新幹線「嘉義」駅から關子嶺に直行するバス路線は存在しませんので、新幹線「嘉義」駅からタクシーで台鉄の嘉義駅までいき、バスに乗っても良いかと思います。
正直台北からフラッと行ける場所ではありませんが、台北から日帰り行くことも十分可能です。ただ、温泉にゆっくりつかってリフレッシュされるのであれば、一泊されることをおすすめします。
泥をふんだんに身体に塗る経験。やってみるとなかなかシュールなのですが、珍しくて楽しかったですよ。気になった方はぜひ遊びに行ってみてくださいね。
では、お読み頂き有難う御座いました。
再見($・・)/~~~
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