ニーハオ!ザニーです!
もう世間はすっかり夏休みですね。
最近やたら色々な場所で日本語を耳にします。
トイレの中、交差点、そのへんの道などなど。
一体どうした。
それもそのはず!
日本旅行業協会によると今年の日本人の夏休み旅行先は
台湾がハワイを抑えて1位になったと報じたそうです。
台湾の訪れる方は前年度に比べ7月は40%増、8月、9月もそれぞれ34%、46%増と著しく増えているそうです。
ちなみに
2位はハワイ
3位はシンガポール
だそうです。
逆に台湾人の最も多い渡航先1位も日本、2位が中国大陸、3位が香港とのこと。
日台間での相思相愛ぶりが見て取れますね。
日本国内での人気観光地は、
1位北海道
2位沖縄
3位東京
だそうです。
最近は旅行客増加に加え、
2009年から日台間がワーキングホリデー協定国になったこともあり、
両国間での留学生も増えております。
私も旅行で台湾を訪れた以来、この国の魅力に強く惹きつけられ住み始めたわけであります。
今回は留学、移住をする上でとても重要な家の探し方。
台湾に来て3ヶ月目、既に2回引越しをしている私の経験を踏まえてご紹介します。
現在、私は台北の12坪のマンションに一人暮らししてます。
ここに住み始めたのは先週からで、前までは台湾人と2人でシェアハウスをしたり、
国際学舎という地元の学生や留学生が泊まる宿舎に住んでました。
台湾で留学生が家を選択するにあたり大きく下記4つに分けられます。
①親戚や友達の家に住む
②国際学舎や学校の寮に住む
③シェアハウスを探して住む
④自分で家を借りて住む
私は台湾にきてもうすぐ3カ月になりますが、
上記4つをいずれも経験したので
今後台湾に来られる方のご参考になれれば幸甚です。
ではまず、
①親戚や友達の家に住む
これに該当される方は比較的安心ですよね。
ゴミだしのルールからバスの乗り方まで教えてもらえます。
ただ長期留学をされる方の場合いつまでも友達の家に居候するのも
心苦しいので宜しければここの家の探し方をご参考下さい。
また友達が台湾人の場合、一緒に住むにあたって日本人の生活感覚と違う部分があります。
例えば家で虫を見つけてもあまり気にしないとか、頻繁に夜市で夜食をおみやげに買ってくるとか。
②国際学舎や学校の寮に住む
台湾で家を借りる場合、基本的に1年契約が多いです。
交渉によっては半年契約ができる場所も少なからずありますが、
その分月々の家賃は割高になったり、家賃に水道代が含まれない等の条件をつけられます。
そのため私は日本にいながら家を見ずして長期契約をするを避けたかったので、
台湾に来て始めの1ヶ月は1月単位で泊まれる国際宿舎に身を置いていました。
台北国際学舎 台湾生活始まりの宿舎紹介
ここは
1人部屋約7坪(シャワー・トイレ付)
月10,100元(約34,500円)。
2人部屋約10坪(シャワー・トイレ共同)
月7100元(約24,200円)
テレビ、冷蔵庫は別途レンタル代。
洗濯機は屋上の公衆用を使用。
(洗濯機1回20元、脱水機1回10元)
1階には24時間監視員が配備しており、
10日に1回のペースで掃除のおばちゃんが来てくれます。
現在台北の10坪以下1人部屋(シャワー・トイレ付)の相場は場所や条件によりますが、
だいたい月8000元~13000元なので高くありません。
私が国際学舎に1ヶ月住んでみて感じたメリット・デメリットは以下になります。
◆メリット
・1カ月単位で契約できる
押金(敷金)不要で引越したい時に引越せます。
実際住んでみて「ちょっと違う?」と帰国を考えた時、
長期契約を結んでいる場合は押金が返ってこなかったり、
ペナルティが発生したりしますが、こちらはその心配はありません。
・友達ができる
舎内には計160室あり多国籍の留学生と知り会うことができます。
台湾に来て間もない時に、ここに住んでる先輩達から色々と生活面のアドバイスを頂きました。
・毎朝学校までバスが出ている
毎朝台湾師範大学、台湾大学、政治大学、中国文化大学までハイエースで送迎してくれます。
◆デメリット
・立地が悪い
ここ国際学舎は山の上にあり最寄の地下鉄七張駅まで歩いて行けません。
そのためいちいち不定期(20分~30分に1度くらい)に来るバスに乗って移動しなければなりません。
夜11時以降にはバスがなくなってしまうのでその場合はタクシーで帰ります。(七張駅⇔国際学者 100元=340円)
・友達を部屋に呼べない
外から友達を部屋に招き入れるには受付で友達の身分証提示が必要です。
友達が泊まる場合には450元(1,530円)を支払わなければなりません。
やはり立地がネックになりますが、それ以外は満足できます。
長い人だとここに10年ほど住んでる方もいるそうです。
私はここに1カ月住んだ後に台湾人とシェアハウスに住むことにしました。
学校の寮については経験がないので書くことができませんが、
大学によって寮の値段にもかなりの開きがありますので比較頂いた方が良いかもしれません。
また、常に満室な状態が多く空部屋の予約をかなり前からしていないといけないそうです。
③シェアハウスに住む
シェアハウスとは一つの家を複数の人と共有して暮らすことを言います。
キッチンやリビング、シャワーなどは住人全員で共有し、部屋は一人ずつ個室を利用すると言うシステムです。
探し方はFaceBookのページや語学学校の張り紙を見に行けば見つかると思います。
Looking for Roommates or Apartments in Taipei and Taiwan.
日本ではあまりなじみのないシェアハウス。
私も人生初めての経験だったのですが
1カ月住んでみて感じたメリット・デメリットは以下になります。
◆メリット
・押金(敷金)不要
シェアハウスのマスターが既に押金を払ってくれているため自分は月々の家賃を払えばいいです。
・家賃を複数で折半することにより出費を抑えれます。
1人部屋だとリビングやキッチンの無い部屋がほとんどですが、
上記に挙げた国際学舎の家賃10,100元を2人で払う(20,200元の部屋)と15坪以上でリビング、キッチンはもちろんのこと、大型ソファー付き、浴槽付き、場所によってはジム、プール付きのマンションに住めます。
・語学力がなくても探せる
現地で家の契約をするにはオーナーとの交渉にあたって、ある程度の語学力が必要になってきますが、シェアハウスだと既に契約されている家の空き部屋に住むので比較的簡単です。
・語学力の向上(外国人と住んだ場合)
共同生活の中で外国語を話さざるを得ない場面がたくさんあります。
部屋で勉強した単語をリビングで早速使ってみるなど上達が速まります。
◆デメリット
・常にマナーを意識しなくてはいけない
リビングやトイレ・バスなどの共用の場を使った後はきれいにします。
また帰りが遅い時などは音を立てないように気をつけます。
・共有の場の混雑の問題
朝出発時や外出後のシャワーなど住人と話して時間をずらすなどしなくてはいけません。
・全く知らない人と今日から一緒に住み始めること
国籍、歳、職業など全く共通点のない人と住むことになります。
もちろん住人にとっては同居人が増えれば自分の月々の負担も軽くなるので、
あえて始めのうちだけ良い顔をする人もいます。
同居人が全く知らない友達を毎日呼んでリビングを陣取っていたりなど、
自宅なのに居心地が悪く精神的に追い込まれる人もいました。
私の場合は1人暮らし用のマンションを探す間の1カ月間、
以前から友達だった台湾人と2人でシェアハウスをしていたのですが、
月8000元(27,200円)で25坪の家に住んでました。
台北は10坪以下1人部屋が月8000元~13000元なのでかなり安上がりでクオリティの高い家に住めますが、上記したようなデメリットもあり、私は最終的に一人暮らしを選びました。
④自分で家を借りて住む
まず自分で家を借りるにあたって
「日本で探す」、「現地で探す」と挙げられますが、
私は「現地で探す」を選びました。
理由としては以下3点です。
1.家を見ずしての長期契約は心配。
2.好きな街並みのところに住みたい。
3.エージェントを通すと高くなる。
ただ、私みたいに台湾入国後、部屋探しにバタバタして勉強や仕事に集中できないのもよくないですし、日本で探してからの来る人が大半だと聞きます。
しかし、エージェントが紹介してくれる家は月15,000元以上の高級住宅が多いので、
少しでも出費を抑えたい方は現地で月10,000元前後の家を探した方がいいと思います。
次に現地での探し方ですが、
大きく3つ方法があります。
①Web Siteで探す。
エリア、予算、大きさを搾って検索できます。
気に入った家が見つかれば記載されている番号へ電話をし、待ち合わせ時間、場所を決めます。
<各WEBサイト>
591房屋交易網
台灣租屋網
好房快租
②不動産屋に行く
直接不動産屋に行って、要望を伝え、一度に様々な候補をピックアップしてもらいます。
運良ければその足で家を何軒か見れることができます。
家が決まった場合、仲介料として家賃の数%を不動産屋に支払います。
店によっては毎月家賃の数%を要求してくるところもあるそうですので注意です。
③街を練り歩き、聞きまくる
実際に街を歩いて住みたいエリアを探し、
そこでアパート・マンションに空き家がないか
一軒ずつ聞いてまわります。
上記3点ですが、当然のことながら語学力が必要になってきます。
②は英語でも対応してくれるところもありますが、①、③に関しては中国語が話せないと難しいです。私も少し英語ができるので甘く見ていましたが、契約書も全て中国語で自分一人では難しいと感じ、結局台湾人の友達に手伝ってもらうことにしました。
私達外国人が台湾人と一緒に家を見に行くことによって、大家さんも信用してくれて交渉もしやすくなります。私は①~③まで全てを試しましたが最終的に住みたいエリア歩いて③の方法で見つけました。
一人暮らし用の家ですが大きくアパートとマンションに分かれます。
以下違いがあります。
・アパート
エレベーター 無
管理費 無
ゴミ捨て場 無
・マンション
エレベーター 有
管理費 有
ゴミ捨て場 有
マンションの場合24時間監視員が配置されてますが、
家賃とは別に管理費が1000元前後かかります。
マンションは公衆ゴミ捨て場に集めとけば清掃員が出してきてくれますが、
アパートの場合はゴミ収集車がきたら自分で出しに行かなくてはなりません。
詳しくは台湾生活あるある第1位をご覧ください。
そのためアパートの方が全体的に家賃は低く設定されています。
が、アパートはマンションより広く、家具も新しくして入居者にアピールしてます。
私の場合はシェアハウス滞在時にアパートでゴミ出しが大変だったので、
今回はマンション1本に絞って上記①~③の方法で家を探しました。
台湾の家は日本の家と比べコンディションはかなり悪いです。
そのため実際に家を見に行く時に必ず気をつけなくてはいけないことが何点かあります。
・どこか壊れてないか
前の住人が部屋でタバコを吸っていたせいでエアコンの悪臭がひどかったので、
大家に修理してもらいました。また天上の電気の端が欠けてました。
これが契約後だと自分のせいと言われる可能性もあります。
・大家の人柄
大家の名刺をもらってきちんとステータスを確認しておく。
・生活必需品の交渉
住むにあたってクローゼットやベット(机やテレビ)などの生活家具がそろってない場合、
きちんと用意してもらえるよう聞いてみる。
もし大家が渋るようだったら折半するなど条件を付けて交渉する。
・契約内容の確認
もし契約期間内に家を引っ越した場合の違約金額。
また家賃に水道代、電気代を含むか、またそれを請求書として見せてくれるか。
・お湯が出るかどうか
実際ここの確認を忘れており明日まで水シャワーです(笑)
修理屋が明日やっと来ます。
その他トイレが流れるかどうか、隣人はどんな人かなどと言ったところです。
1軒ずつ見てこれらをチェックしていき、15軒目で何とか好きなエリアで10,000元前後の一人暮らしマンションを見つけることができました。
これまでの私のやり方をまとめると下記手順となります。
1ヶ月目-国際学舎に住み友達を増やす
2ヶ月目-台湾人と一緒に住み家探しを手伝ってもらう
3ヶ月目-住みたいエリアを確定し、家を見つけ引越し
今後台湾へ留学、移住を考えてる方がいらっしゃいましたら
少しでもご参考にして頂けますと幸いです。
では今回このへんで。
お読み頂きありがとうございました($・・)/
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